私らしく働く、
私らしく生きる。

「立場が人を創る」昇進の内示を受けた時、まだその役割を担える自信はない、と思い悩む私に、上司がかけてくれた言葉です。「最初から完璧でなくていい」「一歩ずつ、その立場に相応しい自分へと成長していくことが大事」と背中を押してくれました。
私は、配偶者の転勤に合わせて「Iターン異動」の制度を利用し、三重、東京、和歌山の3つの職場で働いてきました。どの職場においても、あらゆる年次に尊敬できる先輩や上司がいました。
「代理店とは、商品を超えた関係づくりが必要」「どれだけ忙しくても、常に余裕をみせるように」など苦しかった時に道を照らしてくれた数えきれない言葉や教え、そのどれもがかけがえのない財産です。
私の成長を願う先輩や上司に支えられ、今がある。今度は私がその想いを受け継ぎ、次の世代を担う後輩たちの成長を支えることで、恩返しをしたいと考えています。

現在は和歌山支店において、100近くある代理店の経営支援を担う営業チームのリーダーとして、6人のメンバーの指揮を執っています。今、私たちが特に注力している商品の一つが、企業がパワハラやセクハラなどのハラスメントで従業員やそのご家族に訴えられ、賠償請求を受けた時に備える保険です。中小企業の場合、ハラスメント訴訟がそのまま企業の存続に関わることもあり、廃業に至る可能性もあります。
近年注目を集めている商品ですが、 まだまだ訴訟リスクへの認識が不十分な経営者も多いのが現状です。
そこで、代理店との勉強会を重ね、提案シーンを想定したロールプレイングを実施、時にはクライアント訪問にも同行します。企業が安心して事業活動に専念すること。それこそが地域経済の発展につながると考え、その一端を担う仕事を通して地域に貢献できることが私の誇りです。

プライベートでは2歳の息子の母親でもあり、育児支援制度を利用しています。
幼児期の子どもは、突然熱を出すことも頻繁にあり、朝病院に連れて行ったり、保育園からの急なお迎え要請が入ったり、突発的に業務を切り上げなければいけないことも少なくありません。
そうした時に、会社と同じ環境で在宅勤務ができる「テレワーク」や30分刻みで時短勤務をすることができる「勤務時間自由選択制度（マイセレクト）」などを利用することで、母親としてもビジネスパーソンとしても、充実した日々を過ごせています。

将来、子育てがひと段落したら、「JOBリクエスト制度」の利用や「ワイド型」の申請を通して、新たな場所で新たな経験を重ねながら成長し続けていきたいと思っています。自分のライフステージに合わせて多様な働き方を選択できるこの会社で、社員一人ひとりが、自分らしく働きながら、成長すること。それこそが、会社の成長はもとより、お客様の事業の成長や地域の発展に貢献することにもつながるのだと信じています。