To Be a Good Company

自らの裁量で最善を考え、
挑戦する。

10年目

深堀 いづみ Izumi Fukahori

  • 損害サービス部門
  • 2010年入社
  • 教育学部卒
  • #エリアコース
  • #8年目~
  • #地域で働く
  • #損害サービス
  • 2010年
    入社 中国損害サービス部
    広島損害サービス第一課配属
  • 2018年
    中国損害サービス部

※年次・仕事内容は取材時のものです。

お客様のあらゆる”いざ”という時に備え、
常に、プロとしての覚悟を持つ。

2018年7月に発生した西日本豪雨。 広島県内でも土砂崩れや浸水が相次ぎ、住宅被害は約4万棟、多数の車が水没するなど、甚大な被害が発生しました。
私が勤務する損害サービス部門では、お客様から被害報告の電話が鳴り止まず、想定していた広域災害の対応フローではとても間に合わない状態でした。
「土砂に流された車を探してほしい」「代車やレンタカーすら空きがないのでタクシーで通勤した場合、保険金は支払われるのか」など、前例のない相談に対して、当初は対応策がわからず、お客様をお待たせしてしまうこともありました。
不便な生活の中で不安を抱えるお客様が1日も早く元通りの生活を送れるよう、対応フローを改善したり、支店に寄せられた全ての問い合わせを集約して独自の対応マニュアルを作り上げるなど、日々できることを必死に考え、懸命に対応させていただきました。

すると、災害が発生してから数ヶ月後、「この保険がなかったら、生活していくことはできなかった。本当にありがとう。」とのお礼の手紙やメッセージをいくつもいただきました。
私たちが担う仕事の責任の重さと、社会での役割の大きさを改めて認識すると共に、お客様の”いざ”という時に寄り添うべき存在である当社が「想定外で対応できない」では許されないことを強く実感しました。
部全体の方針策定や施策の推進、実務指導や研修企画などの人材育成業務に携わる現在も、一人ひとりが常にプロとしての覚悟を持ち、どのような状況にも対応できる体制を平時から整える必要性を強く感じています。

裁量をもって自由度高く仕事に取り組める環境に感謝。

私たちが対応するさまざまな事故は、発生状況や因果関係、損害の程度、当事者の感情などの要因が絡み合い、一つとして同じ事故はありません。その中で、担当者は、時に1,000万円を超える金額が動く交渉も含めて、自らの裁量と責任で、臨機応変に対応し、迅速・円滑に解決へと導きます。
入社当初は、自分のことで精一杯でしたが、先輩方の仕事に対する姿勢を間近でみる内に、次第に、お客様、後輩、チーム、所属部署のベストを考えられるようになり、よりやりがいを感じられるようになっていきました。
そして現在は、これまでの経験をふまえて、広い視野をもって最善を考えられる人材の育成に力を注いでいます。
具体的には、会社が用意している研修に加えて、メンバーそれぞれの個性にあった育成プランを立案、実行しています。

当社は、働くフィールドや役割に関わらず、主体的に考え、提案したり、チャレンジすることができます。
裁量を持って自由度高く仕事に取り組める環境が、仕事のやりがいや喜びが増し、成長速度を上げること、何より、楽しく長く働き続けるために大切であるということを日々実感しています。
今後も、こうした環境に感謝しながら、生き生きと働き続けていきたいと思います。
また、そうした私の姿を見せることで、後輩たちに良い影響を与えられる存在になりたい、そう思っています。