To Be a Good Company

「For the Country」
の精神で、教育という
巨大マーケットに挑む。

5年目

靏岡 航也 Kouya Tsuruoka

  • 営業部門(官公庁・自治体担当)
  • 2017年入社
  • 経済学部卒
  • #グローバルコース
  • #4〜7年目
  • #営業
  • 2017年
    入社 仙台自動車営業部 営業第二課配属
  • 2020年
    公務第二部 文教公務室

※年次・仕事内容は取材時のものです。

日本の保育施設、教育現場、スポーツにおける安心安全を担う。国策に応じた新たな保険ソリューションの提案や全国の営業推進を担う。「For the Country」という高い視座とミッションを抱きながら挑戦を続ける。

教育やスポーツの現場の安心安全をサポート。
国策に合わせて新たな保険の提案も

私の所属する部署では、日本の教育、科学技術、学術、スポーツ、文化における各管轄省庁・団体のリスクマネジメントをサポートしています。具体的には、教育現場や文化・スポーツイベント時の傷害保険や賠償責任保険などをご提供しています。サッカーやバスケットボール、水泳といったスポーツ団体、2020東京オリンピック・パラリンピック、2019年のラグビーワールドカップなどの世界的なイベントについても当社がサポートしております。
私の主な業務は、全国の保育園への傷害保険、賠償責任保険、高等学校のPTA活動におけるリスクをカバーする保険の提供・提案です。スポーツ活動におけるリスクをカバーするスポーツ安全保険も取り扱っています。

具体的には、より多くの方に安全をお届けするため、各種団体に定期的に次年度契約の内容確認や、更なるアップデートのご提案、新しい情報の共有などの活動を行っています。国の政策や社会情勢の変化に合わせて生まれる、新しい保険の提案も重要な任務です。例えば、文部科学省が2019年に発表した「GIGAスクール構想」。小学校の児童、中学校の生徒に一人一台のPCやタブレットを配布し、全国の学校に高速大容量の通信ネットワークを整備する構想ですが、これを受けて、PCやタブレットの故障をカバーする保険の提案や、サイバー攻撃などのリスクを問題提起しています。また、保育業界では、将来的に待機児童問題が解消され、逆に保育施設数が頭打ちとなる可能性もあります。こうした社会情勢の変化に対応して、卒園児や保育施設で働く職員をお守りするための保険提案など、新たなマーケットの開拓にも取り組んでいます。

まずFor the Country、次にFor the Company。
高い視座をもちスケールの大きなマーケットに挑む。

現部署の大きなやりがいとなっているのは、そのスケールの大きさだと思っています。入社して最初に配属された仙台自動車営業部では、1件でも多くの自動車保険をお届けすることが任務でした。クライアントである自動車ディーラーと一緒に、地域の安全安心の礎である自動車保険を広げる仕事はとても有意義でした。
一方で現在の業務は全国に下部組織をもつ各種団体を通じて、数十億円という規模の案件に携わることができます。先にご紹介したギガスクール構想では、初期に17億円、その後、毎年数億円の売上が積み重なると試算されています。このスケールに加えて、子供たちの安全安心に貢献することで、日本の教育を支えていくという大きなミッション。その視座の高さもモチベーションにつながっています。

現部署に異動した時、初日に先輩から言われたことを鮮明に覚えています。「我々の使命は、まずFor the Country、次にFor the Company、最後にFor the 公務2部だ」と。まず大切なのは国策に合わせて、自分たちの強みを活かしたソリューションを提案すること。それが国の政策の推進に貢献し、結果として会社のためになる。自分や部署の売上、また他社との競争は三の次という考え方です。こうした視座とミッションをもちながら、保育・PTA・スポーツ団体における全国規模の保険商品という大きなマーケットを担当し、国策の動向に応じてそれぞれのフィールドの最前線で新たなソリューションを提案するダイナミックな業務にやりがいを感じています。同時に、全国制度の営業課支社への営業推進という役割も担っています。若手ながら大きな裁量を得て、「For the Country」という志を抱えて挑戦できる風土。その環境が確かな自己成長を実現する土壌となっていると感じます。

保険募集のデジタル化にも奮闘。
将来は海外に駐在して現地の経済成長に貢献したい。

業務改善のために現在取り組んでいるのが、保険募集のデジタル化です。いまや多くの保険でデジタル化が進んでいるとはいえ、まだこの業界は紙媒体という、アナログな保険加入が主流です。そのため、加入にあたってはどうしてもお客様に時間や手間をかけさせてしまいます。お客様へよりスピード感を持って保険サービスを提供したい、そんな想いを持ってデジタル化に取り組んでいます。現在は社内関係部署および外部のベンダーと連携して新しいシステムの立ち上げに取り組んでいます。立ち上げにあたって私が大事にしているのはユーザビリティです。老若男女どんな方でも使いやすいシステムを作り上げるため、ユーザー側の意見も詳細にヒアリングして反映させる役割を担っており、システム構築に全力を注いでいます。

また、将来は海外への駐在も見据えています。マーケットが成熟している欧米よりも東南アジアや南米など、保険マーケットが未成熟なエリアで、日本の「あたり前」が通用しない場所で働くことに興味があります。そうしたエリアに興味を抱くきっかけとなったのは、海外研修制度でした。入社3年目にベトナムのITシステム会社で2週間のインターシップを経験しました。日本企業のシステム構築を請け負う会社で、私は営業担当として日本企業の現地法人に会社の強みや魅力を伝える仕事をしました。ベトナムの人々はオンとオフの切り替えがきっちりしていて、お昼に仕事の話をすると嫌な顔をされます。残業もなく終業時間と同時に帰宅してオフを楽しみます。その中で、日本との違いに戸惑うのではなく、現地の文化を知り受け入れることで、信頼関係の構築につながるということを学びました。保険は「目に見えない商品」とよく言われます。たとえば、車という商品を売りたい場合は、乗り心地を体験してもらうのが良いですが、保険にはそういう体感はありません。自身の言葉が、コミュニケーションが、保険を提供するための力になります。「あたり前」が通用しない場所で語学力とコミュニケーション能力を磨いて、発展途上国の経済成長に貢献したいと考えています。