To Be a Good Company

グローバル企業の
安心を支え、
様々な挑戦をサポート。

3年目

黒田 潤一郎 Junichiro Kuroda

  • 営業部門(モビリティ産業担当)
  • 2019年入社
  • 環境情報学部卒
  • #グローバルコース
  • #1〜3年目
  • #営業
  • 2019年
    入社 東京自動車営業第二部 Honda室配属

※年次・仕事内容は取材時のものです。

大手自動車メーカーの安心を支える、やりがいのある仕事。大きな裁量権を持って自ら積極的に動き、新規ビジネス獲得のための競合プレゼンにも挑む。失敗を恐れずに挑戦を続けられる風土の中、常に温かく見守ってくれる先輩方の言葉が成長を加速させた。

何を提案し、誰を巻き込むかは自由。
入社2年目で、新規競合プレゼンに挑む。

私のクライアントである大手自動車メーカーは、グローバルに展開しているだけでなく、ジェット機や宇宙事業など、幅広い事業領域に展開しております。そうした活動を支えるために保険やリスクマネジメントを提供するのが所属部署のミッションです。世界中に広がる工場やサプライヤー、それらをつなぐ輸送中のリスクをカバーする保険から、工場における事故リスクのスコアリング(評価)、自動運転の進化に伴う新しい保険の提案など、クライアントの事業領域の拡大に呼応して、私たちの役割もますます広がっています。
私が主に担当するのは国内工場やサプライヤーへの保険提案。基本的に一人で東京・埼玉の2工場と多数のサプライヤーをまかされています。担当するクライアントや領域は決められていますが、何を提案するか、誰を巻き込むかは自由。その裁量の大きさこそ当社の大きな魅力です。

思い出に残っている仕事は、入社2年目に新規ビジネス獲得のため、クライアントに新たな提案をしたことです。競合相手はクライアントと50年の付き合いというライバル企業。一方当社は、つい数ヶ月前に本格的なお付き合いが始まったばかりの新参者。圧倒的に不利な状況下でしたが、部門の垣根を越えて商品部門、損害サービス部門、そして代理店や上司も巻き込み、チーム一丸となってぶつかりました。私はその中でメインスピーカーをつとめ、会社を代表してプレゼンテーションに挑み、やり切りました。クライアントからは「すごくいい提案だった」と好評価。上司からも「よくやった」と労いの言葉をいただきましたが、不利な状況を跳ね返すまでは至らず、結果は残念ながら不採用でした。ところが、このご提案を機に別の案件でお付き合いが始まりました。本気でクライアントのことを考えて提案し、結果として不採用だったとしても、クライアントとの信頼関係を育むことができる。忘れることのできない経験となりました。

先輩社員からいただいた幾多の言葉を胸に、
様々な経験を経て成長を加速。

入社以来、いくつもの壁にぶつかってきました。入社当初は、保険の仕組みもわからず、戸惑うばかり。わからないことだらけで迷走する中、道中を照らす灯りとなって導いてくれたのは、先輩たちです。入社当時「君が失敗してもうちの会社はビクともしないから安心しろ」と言われ、とても気が楽になったのを覚えています。2年目には「挑戦の結果、失敗したなら大歓迎。見逃し三振だけはするなよ」と、迷う自分の背中を押してくれました。また、営業活動で悩んでいた際にいただいた言葉も忘れられません。当時、保険のリスクを提示して保険加入をお勧めする際、自分の提案している内容が本当にクライアントの利益になっているのか自信が持てず、モヤモヤしていた時期がありました。その時に相談した先輩からは「とにかくクライアントのことを第一に思って提案しよう、それが良い提案につながるから」と言われ、以来、仕事に向かう姿勢が変わりました。
それまでは、保険商品・サービスを把握することばかり注力していたのですが、クライアントのことをより深く知り、理解してから、ニーズに合った商品を提案するようになりました。

3年目には、自動車領域全体を統括する役割を担うことになりました。その役割の重要な任務の一つが、半期ごとに現状を分析し、目標達成のための施策を考えること。目標を達成するための施策として何ができるのか、その施策は本当に実現可能なのか。そんな問いに対して上司・先輩ととことん打ち合わせて準備を行ったことで鍛えられ、周りを説得する力が増したと感じています。若い年次から裁量を与えられ、失敗を恐れずに挑戦を続けられる風土。挑戦を温かく見守り、時に厳しく激励してくれる先輩方のおかげで、成長が加速していきました。

100年に一度の変革期といわれる自動車業界。
クライアントに寄り添いながら、一緒に解決策を模索していきたい。

現在は入社3年目ですが、入社1年目の新人を育成する立場を任命されました。年次が近いこともあり、彼の悩みは自分のことのようにわかります。商品、システムなど、最初はわからないことだらけ。自分も同じように悩みました。まずは、毎日の温かいコミュニケーションとフォローを心がけ、仕事ではとことん話し合うようにしています。
年次に関係なくコミュニケーションが活発で、信頼関係が部外にも及んでいるのも当社の特長です。先述したように、クライアントに新しい提案をするプレゼンなどの際は、自分でメンバーをアサインしてチームを編成するので、部内外の社員とも信頼関係を築いておくことが大切です。社内のいい関係は、いい情報がめぐりやすくなり、結果的にクライアントへの提供価値の向上につながります。先にプレゼンに負けたエピソードを紹介しましたが、実はその3ヶ月後に再び競合プレゼンに挑むチャンスをいただき見事リベンジを果たしました。その勝利を報告するメールに、部内外多くのメンバーの祝福の声が重なり、喜びが大きく広がったシーンが今も胸に刻まれています。

直近の目標は、クライアントの発展の力になること。100年に一度の変革期といわれる自動車業界。自動車メーカーが総じて電気自動車に舵を切る中、部品などを製造しているサプライヤーの皆さんは、大変な悩みを抱えています。クライアントに寄り添いながら、一緒に解決策を模索していきたいと考えています。 将来は、駐在員としてアフリカに赴き、保険を通して現地の経済成長に貢献したいです。
というのも、学生時代からアフリカ地域に興味をもっており、現地で生活を体験した時、写真で見た日本の戦後の風景に似ていると思いました。社会のインフラとして日本の経済成長に貢献してきた当社で実力をつけたい。そして、いつかアフリカの経済成長に寄与できるような仕事をしたいと考えており、その目標は今でも胸に抱いています。