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就活応援コーナー

採用担当者が語る
企業を知る

人事企画部
採用チーム
宮本 翔太

『企業を知る』

就活成功へ向けて、2つ目のSTEPになるのが『企業を知る』こと、つまり企業研究です。財務諸表や時価総額などから企業の規模や将来性、業界内の順位を研究したり、人事制度や福利厚生制度を調べることも重要です。しかしそれ以上に大切なのは、企業のイメージや提供している商品やサービスの好き・嫌いにとらわれることなく、日々の仕事の内容や社員のタイプ、求められる役割を調べることです。
企業研究の最終目的は「企業のDNA」を知り、「自分自身のDNA」と合うか、合わないかを知ることです。インターネットやセミナーを利用することで業界や企業の公開情報は入手できますが、それに満足するのではなく、積極的に社員に会う機会を設けて仕事の内容や求められる役割を自ら感じ取り、自己分析と同じ軸で判断するようにしましょう。それが正しい企業研究なのです。

『企業を知る』方法

STEP1

企業の概要

まずは、興味を持った業界や、企業の概要を把握することから始めると良いと思います。各企業のホームページ、業界本、ビジネス誌の特集などが便利です。その業界全体の景気動向、業界内の順位、主な取引先業界、最近のトピックスなどを把握しましょう。その後は新聞やTVなどに注目し、その業界、企業に関するニュースを見つけた際はニュースの背景に興味を持つようにして、ホームページや解説記事を探して深堀しておきましょう。

STEP2

業務の内容

規模の大きな企業になればなるほど、同じ企業内でも業務内容は、部門によって異なります。従って、細かい仕事の内容にこだわりすぎても、あまり意味がありません。ですから、業務内容の研究では、その企業がどのようなビジネスモデルで収益をあげているのかに注目するのが得策です。例えば、「BtoBかそれともBtoCか」、あるいは「マーケットは広いかそれともニッチか」「扱い商品の種類が多いのか少ないのか」など。その企業のビジネスモデルが自分の力を発揮できるタイプの取組みに近ければ、その企業には自分に合うフィールドが多いと考えて良いと思います。

STEP3

社風

社風とは仕事を通じて身に付いていく"雰囲気"のようなものです。セミナー等で「御社の社風は?」と聞かれることがありますが、これは、言葉で説明するものではなく、その企業の人に会って話をしてみて、感じるものだと思います。OB・OG訪問やセミナーで積極的に社員に接し、皆さんの感性で合う、合わないを判断する必要があります。

『OB・OG訪問』

興味のある企業をより深く知るためにおすすめしたいのが、OB・OG訪問です。詳細な質疑応答を通じて、社風や社員の元気度を感じとることができます。セッティングから自分で行わなければならないので大変ですが、その分得られるものも大きいはずです。臆することなくチャレンジしてみましょう。そのためのステップを簡単にご紹介しましょう。

STEP1

仲間をつくる

3~4名で訪問することを想定して仲間をつくりましょう。仲間と参加することで、緊張感が和らぎ落ち着いて話せますし、仲間の質問によって新たな発見も得られるはずです。

STEP2

OB・OGを探す

ゼミ、クラブ並びにサークルのOB・OG、友達の兄弟、親戚など、様々なネットワークを活かして頼める先にあたってみましょう。またWEB上でもOB・OG訪問のサイトなどもあります。それが、見つからなければ、学校のキャリアセンターで先輩を探してみましょう。

STEP3

アポイントをとる

電話でアポイントをとる場合、電話をかける前に、アポイントの候補日をいくつか考えておきます。10日後、1週間後、3日後など3日程ほど用意しておき、OB・OGのスケジュールに合わせられるようにしましょう。電話では、簡単な自己紹介とOB・OG訪問の依頼を行います。指定してもらうか、考えておいた候補日を伝えます。

STEP4

事前準備と服装

待ち合わせの確認、場を和ませる話題のピックアップ、質問事項の整理を行いましょう。質問事項はホームページを読んで理解できなかったことを聞いたり、今、不安に思っていることなどを聞きます。先輩に多く話してもらうため、一問一答の質問攻めは避けるべきです。当日の服装は、スーツでなくてもかまいませんが、ラフすぎる格好は避け、清潔感のある服装を心がけましょう。TシャツやジーンズはNGです。

誰もがアクセス可能なデータを調べるだけでなく、社員に直接会って話を聞くといった一歩踏み込んだ企業研究を行い、その企業の持っている社風、活躍フィールドなど「企業のDNA」を知り、感触として合う合わないを掴むようにしましょう。それができた時、本当の意味でその「企業を知る」ことができたといえるのです。

就活支援
コラム
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「成長できる企業とは?」

学生さんからのご質問で多いのが、入社後の研修についてのお話です。こうしたご質問にお答えしながら、学生の皆さんの向上意欲に頼もしさを感じる反面、危うさを感じる点もあります。
「自分が成長する」にはいろいろな意味があると思いますが、ビジネスの世界で「成長する」とは、より「活躍する人材」になることだと思います。この意味で、成長できる企業を探すために各企業の研修体系を比較しても十分ではありません。なぜならば、研修とは主に知識などを学ぶものですが、「活躍する人材」とは身に付けた知識などを使える人なのです。知識を身に付けている人と、身に付けた知識を使える人、言葉にしてしまえばあまり違いがないように見えますが実は天と地ほどの差があります。サッカーのPK戦を例に考えてみましょう。知識を身に付けている人とは、足のどこにボールをあてるべきかといった知識を頭で理解している人です。一方で、身に付けた知識を使える人とは、自分が外したら負けてしまうというプレッシャーの中でも、実力でゴールを決められる人です。知識を身に付けている人が知識を使える人になるためには、知識を使う場を与えられて経験を積むことと見本となる先輩がいることが重要だと思います。また、知識を身に付けることより、使えるようになることの方がはるかに難しいことです。先ほどのPK戦の例に戻ると、知識を身に付けるためみんなで勉強することにリスクはありませんが、本番のPK戦を経験させるためには、チームがその失敗によって負けてしまうリスクをとらなければなりませんし、本人もそのプレッシャーに耐えなければならないのです。つまり、自分が成長できる企業の第一条件は、自分の裁量と責任で仕事をするフィールドがあり、尊敬できる先輩社員がいることです。自分に合う企業を探し出すために、この視点を外してはいけないポイントだと思います。