地域と共に

自分らしく働くこと――その意味が、最近わかってきました。それは、私の仕事が、自分で問題点を発見し、その解決を自分で考え実現していくものだからです。私のミッションは、パートナーである代理店さんの経営支援。その経営を支えることは、代理店さんの未来と地域の発展にもつながる重要な仕事です。経営層と議論を重ね、課題を共有し、業務プロセスの改善や販売体制の強化に関する提案を行うとともに、熊本地区の代理店従業員の方々向けに、業務遂行能力向上を目的とした「つばめの会」という研修会を企画し、実際に従業員教育を実施するなど、提案と実践の両面から支援を行っています。
経営状況が悪化していた代理店さんに１年間通い続け、問題点の洗い出しから解決までさまざまな提案をしながら全力で支援した結果、飛躍的に収益が改善し、とても感謝していただいたこともありました。
「つばめの会」では入社1年目から講師を務め、昨年からは企画・運営の責任者も任せてもらっています。
多くの代理店さんとその従業員の方々に大きな影響のある責任の重い仕事ですが、私の提案によって、代理店さんの経営がより良い方向に変わっていったときには、大きな喜びと充実感でいっぱいになります。
今日より明日へ、より良い方向に前進するために自分で考えること。それが自分らしさをつくっていくのだと感じています。一方で、自分らしく働くことは、やりがいと同時に大変さや厳しさもあります。けれど、当社には全国各地から社員が集まるさまざまな研修会で、高いレベルのスキルを磨く機会が用意されており、壁にぶつかったときには、すぐそばで働くチームの仲間が支えてくれます。
私らしい仕事を通して、生まれ育った地域の、豊かで快適な生活と経済の発展に貢献できること。それが、私の誇りにつながっています。

「これからどういう人生を歩んでいくのか」それが、今の私の大きな関心事。昨年の12月に結婚したのですが、パートナーは長野県出身者。将来は、長野や東京で勤務する可能性もあります。
就職活動をしていた頃は、生まれ育った熊本でずっと働き続けたいと考え、エリアコースを希望したのですが、今は他県でも仕事を続けたいというビジョンに変わってきています。こうした選択に迫られたとき、通常なら現在の会社を辞めて、新しい土地で再就職をするか、パートナーと離れて地元に残るのかの２通りなのではないかと思いますが、当社には「Iターン異動」の制度があり、希望が叶えば、他県でも仕事を続けることができる。全国各地に、志を同じくする仲間がいる当社ならではの制度であり、そうした機会があることは、今あらためて幸せなことだと感じます。
パートナーとのライフスタイルも充実させながら、仕事でも成長し続けられるこの環境で、今まで培ってきた経験とキャリアを活かし、プロとしての自分を磨いていきたいと思います。