女性の活躍推進 女性の活躍推進

女性がいきいきと 活躍し続けることが できる理由 女性がいきいきと 活躍し続けることが できる理由

東京海上日動の女性従業員は、全体の約半数を占める約8,600名。
「女性社員の活躍」をなくして、「会社の成長」は実現できないと言っても過言ではありません。
キャリアアップを目指す女性たちが、パフォーマンス高く活躍し続けられるように、
各種制度の確立や運用面での支援を積極的に行っています。
女性の活躍フィールドが広がっていることは、以下の数字にも表れています。

女性管理職の数(社外役員除く) 育児休業取得者数 女性管理職の数(社外役員除く) 育児休業取得者数

きらり☆キャリアアップ応援制度

当社では、女性社員一人ひとりが自律的にキャリアを構築し、より広いフィールドで活躍できるよう、さまざまな機会やチャレンジの場を提供するとともに、サポート体制や制度を整えています。
これらの仕組みや制度を総称して、「きらり☆キャリアアップ応援制度」と名付け、女性社員の主体的なキャリアアップを応援しています。
その中で、「育児との両立を支援する制度(ママパパ☆キャリアアップ応援制度)」と称した母性保護・育児支援制度では、「仕事と育児の両立を図る社員を休職前・休職中・復職後のすべてにわたり最大限支援する」ことを基本理念に掲げ、社員が育児をしながら活躍していくための環境を整備するとともに、多様な働き方に対する理解の促進に努めています。
また、社員の活力を維持・拡大していくための重要な人事制度として、「JOBリクエスト制度」を実施しています。特にエリアコース従業員が活用する「Iターン制度・Uターン制度(※)」については、女性の活躍フィールドを広げるサポート策としても機能しています。例えば、これまでにJOBリクエスト制度(Uターン異動)を活用して海外(アメリカ・シンガポール・中国・インド)への異動を実現したエリアコース従業員もいます。
(※)応募型であり、応募者全員に認められるわけではありません。

きらり☆キャリアアップ応援制度

きらり☆キャリアアップ応援制度 きらり☆キャリアアップ応援制度

ママパパ☆キャリアアップ応援制度について詳しくはこちら

Stage制度

当社の人事制度は「Stage」制度を導入しており、能力の発揮度に応じて各自のStageが定まる人事制度です。グローバルコース・エリアコースに関係なく、Stageが同じ従業員は同様の役割・責任にチャレンジできます。また、自分らしいキャリアを実現できるよう入社後もキャリアビジョンやライフイベントに応じて、コース転換や勤務地の変更に挑戦できる制度となっています。

リーダークラス(Grade制度) リーダークラス(Grade制度)

ワイド型

ワイド型は、エリアコース従業員の多様な働き方の一つとして一定のエリア内(※1)で転居転勤ができる、申請型のキャリアアップ応援制度です。
入社時から申請することができ(二年目以降も年に一回申請可能)、一度ワイド型を選択した後でも、ライフイベント等に応じて転居転勤のないエリアコースを再選択することが可能です(※2)。異動先の選択肢が広がることで、新しい環境やより大きな役割にチャレンジできる機会も広がります。
また、新しい土地でたくさんの人に出会い、異なる文化や価値観にふれることができ、自身の更なる成長にもつながります。

※1 例えば関東・甲信越エリアのエリアコース従業員の場合、東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬・新潟・山梨・長野が転居転勤の対象エリアとなります。

※2 ワイド型を選択している期間は手当(月給+α)が適用されます。また、実際に転居転勤が生じた際は、社宅貸与・転勤諸費・帰省手当等、各種手当があります。

JOBリクエスト制度(Iターン・Uターン異動)

Uターン異動 転居を伴う転勤のない従業員が、元の勤務エリアに戻ってくることを条件に、一定期間転居を伴う転勤をし、従来の勤務エリアにはない新しい仕事に挑戦できる応募型の人事異動です。キャリアアップを目指す女性が、従来の枠を超えた新しい仕事にチャレンジする機会を提供しています。挑戦の舞台は国内のみならず、海外へも拡がっており、アメリカ、シンガポール、中国、インドへの異動も実現しています。
Iターン異動 転居を伴う転勤のない従業員が、結婚や親・配偶者の転勤などに伴い、勤務エリアを変更することで継続して勤務できる応募型の人事異動です。社内での職位や処遇水準もそのままで勤務エリアの変更ができます。

当社における女性活躍推進について

未知の仕事や役割に、一歩踏み出す勇気を。

「個人の強み、特性、経験などに応じて付与された役割に、社員全員が男女の別なく応え、活き活きと働いていくこと」。これは、社員一人ひとりの成長につながると共に、組織力を最大化するために欠かせないことだと考えています。当社の女性活躍は、この10年で大きく変わりました。新しい仕事や役割にチャレンジすることに不安を感じていた人たちも、会社に背中を押してもらって、一歩を踏み出し、活躍しています。のびのびとチャレンジできる土壌は整っているので、成長の機会を逃さず、自分からキャリアをつかみにいってほしいと思います。

常務執行役員 吉田正子

常務執行役員 吉田正子

1980年入社。営業部門、事務管理部門、人事部門などを経験。
その後2018年4月、エリアコース従業員としては初の常務執行役員となる。

自分らしく輝きながら
キャリアを実現している女性社員

「社会に貢献したい」「専門性を身に付けたい」「グローバルに活躍したい」「仕事と育児を両立し成長し続けたい」など、一人ひとりがビジョンを持ち自分らしく輝きながらキャリアを実現しています。若手からリーダーまでビジネスの最前線で活躍する女性社員のエピソードを是非ご覧ください。

女性活躍推進の取組みが
社外からも高く評価されています

「ダイバーシティ経営企業100選」「均等・両立推進企業表彰」受賞
東京海上ホールディングス「なでしこ銘柄」に選定

当社は経済産業省主催の「ダイバーシティ経営企業100選」を受賞しました。これは、多様な人材の積極的活用に向けた動きの加速化を期待して、経済産業省が「ダイバーシティ経営によって企業価値向上を果たした企業」を選定・表彰するものです。当社は母性保護や育児支援制度の充実、社員全員の役割の変革を通して多くの女性社員が活躍し続けている点、障がい者雇用の推進やノーマライゼーション意識の向上などの取組みが評価され、今回の受賞に至りました。また、「仕事と育児・介護との両立を支援する取組み」について、他の企業の模範となる企業を表彰する「均等・両立推進企業表彰」のファミリー・フレンドリー部門において、2014年度の厚生労働大臣優良賞を受賞しました。
加えて、当社の持ち株会社である東京海上ホールディングスは、経済産業省・東京証券取引所の共同企画である「なでしこ銘柄」に2013年度・2015年度・2017年度・2018年度に選定されています。これは、東証一部上場企業の中から業種ごとに、女性人材の活用を積極的に進めている企業を「投資家にとって魅力ある銘柄」として紹介するもので、「保険業」では2013年度初めての選定となりました。

DIVERSITY 100 2014 NADESHIKO BRAND 2019
「プラチナくるみん」選定

当社は「仕事と育児の両立」環境の充実を目指し、「ママパパ☆キャリアアップ応援制度」をはじめとする「きらり☆キャリアアップ応援制度」の取組みに注力しています。その子育て支援のさまざまな取組みが認められ、厚生労働大臣より「子育てサポート企業」として2007年より5期連続で「くるみん認定」を受けました。
2018年には、認定企業のうちより高い水準の取組みを行っている企業を評価する「プラチナくるみん」認定を取得しています。
(「くるみん認定」2,878社のうち、「プラチナくるみん認定」は195社)

プラチナくるみん