仕事の現場

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営業部門をあらゆる面で
バックアップする

「自分の可能性を限定しない」
今なお新鮮な刺激を受け続けている。

  • 大井暁子 サービス部門(91年入社)
  • 大井暁子

    サービス部門
    (91年入社)

<取材当時の内容です>

業務と戦略1

入社前の想像を超え、自分自身の可能性が拡がる職場

大井暁子は、営業支援部門における経験を数年積み、後輩たちの手本とされる場面は多いが、異動することで気付くこともある。「現在の部門に来て5年以上が経ちますが、今でも吸収すべき点が多くあります。」
入社以来、保険商品の開発やその改善に携わってきた大井は、それまでの経験と実績が認められて昇格を果たした。「入社した当時は、目の前の仕事をこなすことに精一杯だったので気付きませんでしたが、思い返すと、入社前に想像していた以上に自分の可能性を見つけるきっかけが多く与えられていたように思います。それは当時の上司や先輩社員が様々なチャンスを作ってくれたからで、そうした気配りや積極的な人材育成の姿勢は、今の私にも息づいていると感じています。」

業務と戦略2

営業部門とシステム部門のパイプ役として 顧客のニーズを的確に反映する

お客様や代理店との接点になる営業部門を、あらゆる面でサポートすることが大井の所属するセクションの役割。多くの企業が従業員の安定した生活を目的に福利厚生制度の一環として、自社の従業員を対象にした保険制度を構築している。従業員が安心した生活を送ることができると言うことは、企業自体の安定にもつながるからだ。各企業の従業員にこの制度の存在を知っていただくと共に、この保険制度がより利用しやすくなる環境を作り上げることが大井の大切なミッションなのである。大井はITを活用し、この仕組み作りに日々奔走している。
「現在、多くのクライアントにこの仕組みを活用した保険制度をご利用していただいています。ある時、クライアントや営業部門から『従業員の方々へご案内する保険の内容をもう少しわかりやすくして欲しい』と強い要望がありました。その要望を受け、数ヶ月にわたり、お客様の視点で商品開発部門をはじめ営業部門やシステム部門とミーティングを重ね、お客様本位の新しい案内システムを構築しました。ご利用いただいているお客様からは非常にわかりやすくなったと好評です。時間とコストがかかったシステム改善だっただけに、努力が報われたという思いと多くの方々に安心をお届けできたという喜びを味わうことができました。」

ビジョン

「プロ」として組織の中で最大限のパワーを発揮する

「今後は、営業部門の担当者や代理店の考え方、そしてそれぞれのニーズに積極的に触れることで、自分のポジションから支援できる点を考えていきたいと思っています。同時に、満足を求めているのはあくまでクライアントであることを忘れずに取り組みたいと思います。」社内的な調整作業だけでなく、クライアントを見据えた成果を意識することがもっとも大事なのは他の部門と同様である。更に、大井が目指すものは「後輩に良い刺激を与えていくこと」であると言う。
「仕事なので、時には困難なこともありますが、支え合うメンバーがいるので、一人で抱え込んでしまうことはありませんし、辛いと思ったこともありません。それぞれの持ち味を生かすことで、より良いアイデアが生まれ、自分だけでは対応できなかった解決策が出てくることはとても楽しく、啓発されます。大切なのは、自らすすんで刺激を受けたり与えたりすることで、一人では得られないパワーが発揮されるようなチーム力です。私も今までに先輩社員や同僚から受けた多くの刺激が原動力になっていると実感していますので、私も後輩に伝えていきたいと思います。」
目標となる先輩や同僚がいる中で、成長を体感してきた大井だからこそ、後輩に対して「自分の可能性を限定しないで欲しい」と言う。
第一線の営業部門担当者と密接なつながりを必要とする仕事だけに、大井が中心となったミーティングを行うこともしばしばある。また、営業部門の代表として、商品開発部門やシステム部門と交渉することも少なくない。「入社した頃を思い出すと、想像できない自分の姿が今ここにあります」と大井自身も驚きが隠せない。後輩の目標となるべきプロはこうして育まれていく。魅力ある人材、目標になり得るプロたちが数多く存在する会社、それが東京海上日動の姿なのである。

大井暁子の職場

お客様や代理店と密接なつながりを持つ営業部門をバックアップすることが営業支援部門の役割である。その中で大井の所属する部署では、コマーシャル営業部門に対して様々な支援を行っている。その業務内容は多岐にわたり、代理店への支援、法人開拓の支援、営業推進や契約管理のためのシステム開発やメンテナンスなど幅広いバックアップ業務が存在する。

TOPICS:記憶に残る言葉

「仕事に愛情を持つ」

入社5~6年目くらいの頃、ある先輩から言われた言葉ですが、当時の私にとっては「仕事に愛情を持つ」なんて、思いもよらないことでした。それがどういうことなのか考えていくうち、仕事に愛情を持つこととは「自ら仕事に深く関わること」だと捉えるようになりました。上司はどんなことを考えて自分にその仕事を任せたのか、お客様や代理店、営業担当者に本当に満足していただくためにはどうしたらいいのか…など、いろいろな立場になって仕事に深く関わることで、お客様を含めた人々の想いに応えよう、少しでも良い結果を出すように努力や工夫を凝らそう、という気持ちになりました。結果的に、これが私の仕事への愛情と言えるかもしれません。