To Be a Good Company

クライアントの海外事業展開と
グローバルリスクマネジメントを
支援する。

5年目

佐滝 晴星 Haruse Sataki

  • 営業部門(電機メーカー担当)
  • 2014年入社
  • 国際経営学部卒
  • #エリアコース
  • #4〜7年目
  • #営業
  • #グローバルな仕事
  • 2014年
    入社 情報産業部 営業第二課配属
  • 2017年
    本店営業第五部 海外課

※年次・仕事内容は取材時のものです。

佐滝にとってこれまでで最も印象的な仕事は「東京海上日動です」と名乗っても通じない国に出向き、現地リスクマネジャーと直接、対話したこと。そして、保険において最も重要な約款作成の一端を担ったこと。これらを通して、自分の未熟さや知識不足を実感するとともに、営業の責任の重さや心構えを学ぶことにつながった。

語学力だけでなく、リスクマネジメントの本質の理解が求められる業務

大手電機メーカーを担当し、海外の事業展開に対して保険をはじめとするさまざまなソリューションの提供を行っています。主に、海外拠点の経営リスクに関わる保険(火災保険、賠償責任保険、貨物保険など)や社員に関わる保険(自動車保険、傷害保険など)の提案を行い、クライアントのグローバルベースでのリスクマネジメントをサポートしています。
具体的には、クライアントの日本本社が全世界のリスクを俯瞰して管理できる体制構築をサポートするため、日々、当社グループの世界各地の駐在員と連携しながら、あらゆる課題やリスクを抽出し、プログラムの組成を行っています。また、私の担当クライアントは海外売上比率の高いメーカーが多いので、M&Aによる経営多角化や新分野進出に伴うリスクマネジメントなども担っています。

今年は、ドイツ、UK、中国に出張し、クライアントの海外拠点のリスクマネジャーに対するプレゼンテーションやミーティングを実施しました。資料や約款、マニュアルをすべて英文で作成してプレゼンを行うので、配属以来、語学のスキルアップにかなりの力を注いでいます。ただ、「火災保険」という言葉ひとつとっても、単に英語にすれば通じるものではなく、国によって用語の定義が異なるので、各国の保険やリスクマネジメントの常識や文化も同時に理解しなければなりません。そのため、語学力を養うだけでなく、本質的なリスクマネジメントの考え方を習得することが求められます。

海外のリスクマネジャーと面談、
プレゼンテーションを経験

今年携わった案件で最も印象に残っているのは某電機メーカーの海外全拠点の火災保険プログラム組成です。社内の多くの人と連携しながら複数の保険会社の入札を勝ち抜き、当社が幹事を獲得することができました。全体戦略の策定や再保険の手配は経験の浅い自分には非常に重い責務だと感じましたが、先輩や上司、他部署のサポートを得ながら進めていきました。海外の重要な子会社の担当者との面談のため、単身で出張したり、再保険先の選定では海外拠点とのテレビ会議も経験しました。これらの経験から、どのタイミングでしかるべき人に相談し、決裁をいただくか、といった意思決定の流れや交渉の進め方などを学ぶことができ、プログラム組成の全体像を描くことができるようになりました。

また、この案件を通してクライアントの信頼を獲得でき、業務完了時には「佐滝さんが担当だったからやり遂げることができた」とのお言葉もいただき、大変嬉しかったです。

社会の新たな価値創造に挑戦するプロジェクトに参画

今年度から、担当業務とは別に部門横断のメンバーで構成するプロジェクトで、新規市場開拓を担う『BtoCプラットフォーマーチーム』にも参画しています。新しい市場のニーズを探り出し、クライアントの商品・サービスに保険や保証などの付帯サービスを組み合わせて提供し、マーケットの創造に挑戦していく取り組みです。最近はメーカー自身がものづくりを縮小し、サービスの事業化に積極的な傾向がありますが、異業種の企業のマッチングを行い、そこに我々保険会社が介在することで、これまでにないビジネスモデルを構築することを目指しています。

BtoCプラットフォーマーチームでは、さまざまな業種の企業と協業し、ゼロから商品・サービスを構築していくので、柔軟な発想と商品開発力が求められます。新たな価値創造は容易ではありませんが、社会に大きなインパクトを与える可能性もあるので、楽しんでプロジェクトに参加しています。
今後の自分自身のキャリアとしては、グローバルでのリスクマネジメントの経験に加え、新規市場開拓の領域にも仕事の幅を広げ、クライアントの市場開拓とグローバル化を支援し、経営に貢献できるプロフェッショナルに成長していきたいです。