グローバルマーケットの最前線で海外現地法人の経営を強化する。 グローバルマーケットの最前線で海外現地法人の経営を強化する。

吉田 祐介

海外部門
2000年入社

学生時代の専攻内容

理工学部経営システム工学科
マーケティングを専攻し、卒論のテーマはホームセンターの出店計画に関する研究。人口や最寄り駅までの距離など、商圏の調査をはじめ実際に店長などにも来店客数、売上げなどをヒアリングして集客力モデルの研究をまとめました。

なぜ東京海上日動を選んだのか

大学院進学から一転、東京海上日動へ就職を決断 大学院進学から一転、東京海上日動へ就職を決断

学生時代は 4 年間、ヨット部で年間 200 日超の練習に明け暮れ、その合間にアルバイト・勉強をするような日々。当初は推薦もあったので大学院に進み、興味のあったマーケティングを本格的に勉強しようと考えていました。一転して就職に舵を切ったのは、当社で活躍していたヨット部の先輩に「メシでもどう?」と誘われ、損保ビジネスの面白さを聞かされたことがきっかけでした。「理系の仕事と言えばアクチュアリーや資産運用のイメージがあるけど、それ以外に幅広いフィールドで理系の先輩が活躍しているんだ」。この言葉に好奇心がわき、自分の目と耳で理系が活躍している一流の仕事を確かめたいと思い、納得するまでOB訪問を重ねました。そしてそれぞれのフィールドで活躍される先輩方が自身の思いを情熱的に語るのを聞くたびに「このような人たちと一緒に仕事ができるなら、自分もきっと成長できるに違いない」と確信したのです。 その直感は、入社後も裏切られることはありませんでした。

どんなキャリアを築けるのか

「JOB リクエスト制度」で念願の海外ビジネスに挑戦 「JOB リクエスト制度」で念願の海外ビジネスに挑戦

入社して 8 年間は、第三分野と呼ばれる医療・がん・傷害保険などの商品開発に携わってきました。その後、「JOB リクエスト」 という会社の制度を活用して、自ら手を挙げて海外ビジネスに飛び込みました。海外勤務は入社時からの希望でしたが、「世界トップクラスの保険グループを目指す」という経営メッセージのもと、グローバル展開を加速していた時期であり、そのビジョンに自分なりに貢献したいという思いを強くしました。配属先はシンガポールにある Tokio Marine Asia 社。アジア・オセアニア地域10カ国の現地法人を統括する会社。成長著しく、グローバルプレイヤーがひしめくこのマーケットで一人でも多くの「トキオマリン」ファンを増やしていきたい、そういう思いで現地法人の経営支援に 4 年間奔走しました。

やりがい・醍醐味は何か

グローバルビジネスの経営課題に対峙する日々 グローバルビジネスの経営課題に対峙する日々

成長する市場の中で激しい競争が繰り広げられているアジア地域。その中で私に課せられたミッションは、自動車保険の飛躍的な収益改善でした。自動車保険はアジア新興諸国においてモータリゼーションが加速する中で、最も成長の見込まれる分野の一つ。醍醐味は何といっても自分のやり方次第で経営の意思決定に多大なインパクトを与えられる機会(トップマネジメントへの提言)があること。ここに保険のプロとしてどういう付加価値を提供できるか、自身の持つ知識・専門性・提案力が問われるのです。理系ならではの仮説検証や分析も大いに活きます。現地の期待に応えるべく重圧は大きいですが、現地のスタッフと議論を重ねて練り上げた施策が数字となって収益貢献していることを実感し、彼らと一緒になって汗を流した取り組みが実を結んだ時の喜びは最高でした。
帰国後はグローバル部門に所属し、アジアのみならず、中東・中南米地域の現地法人の経営もサポート。グローバルビジネスで日々直面する経営課題について、「どのような情報と分析があれば最適な意思決定ができるか?」「それが『プロ』として多面的に考え抜いたベストな“ 解 ” なのか?」 〜こうした自問自答に真摯に向き合いながら、健全な成長と持続的な収益を追求しています。