必見情報 Q&A 東京海上日動で働く上で、よくいただくご質問にお応えします

制度・福利厚生 編

東京海上日動の人事考課制度はどのようなものですか?

東京海上日動の人事考課制度は、社員の人材育成を第一の目的とした「育成型人事考課制度」です。社員のコンピテンシーを客観的に観察・分析し、OJTや適性に合った職場への配属などを通じて、人材育成に結び付けていくことを目的としています。原則、年4回、直属の上司との面接を実施する「役割チャレンジ制度」を通じ、組織において期待される役割や仕事の目標・課題、コンピテンシーの向上、今後のキャリア展望などについてじっくりと話し合います。また、異動希望についてのヒアリングも行います。

グローバルコースとエリアコースの違いは何ですか?

グローバルコースは、国内外を問わない勤務地域において経験を重ね、キャリアアップを図るコースで、海外を含め全国各地へ転勤する可能性があります。原則として10年2~3場所程度のJOBローテションを組んでいるため、3~5年ごとに異動があります。
エリアコースは、一定の勤務地域において経験を重ね、本人のキャリアビジョンに応じてキャリアアップを図るコースです。本人の同意なしに住居の移転を伴う転勤を行うことはありませんが、グローバルコースと同様に部門をまたいだ異動はあります。また、一定のエリア内において転居転勤がある「ワイド型」を選択することが可能です。
なお、Stageが同じであれば、グローバルコース・エリアコースに関係なく、同様の役割・責任にチャレンジできます。(※)

(※)Stage制度
当社の人事制度は「Stage」制度を導入しており、能力の発揮度に応じて各自のStageが定まる人事制度です。グローバルコース・エリアコースに関係なく、Stageが同じ従業員は同様の役割・責任にチャレンジできます。また、自分らしいキャリアを実現できるよう入社後もキャリアビジョンやライフイベントに応じて、コース転換や勤務地の変更に挑戦できる制度となっています。

Stage制度
エリアコースのワイド型について教えてください。

ワイド型は、エリアコース従業員の多様な働き方の一つとして一定のエリア内(※1)で転居転勤ができる、申請型のキャリアアップ応援制度です。
入社時から申請することができ(二年目以降も年に一回申請可能)、一度ワイド型を選択した後でも、ライフイベント等に応じて転居転勤のないエリアコースを再選択することが可能です(※2)。
異動先の選択肢が広がることで、新しい環境やより大きな役割にチャレンジできる機会も広がります。また、新しい土地でたくさんの人に出会い、異なる文化や価値観にふれることができ、自身の更なる成長にもつながります。

※1 例えば関東・甲信越エリアのエリアコース従業員の場合、東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬・新潟・山梨・長野が転居転勤の対象エリアとなります。
※2 ワイド型を選択している期間は手当(月給+α)が適用されます。また、実際に転居転勤が生じた際は、社宅貸与・転勤諸費・帰省手当等、各種手当があります。

入社後の研修制度について教えて下さい。

入社後に、まず当社社員として求められる基本的な姿勢や動作(ビジネスマナー等)を身に付けると同時に、損害保険に関わる基本知識及び各担当業務の基礎知識を習得するため、グローバルコース、エリアコースともに首都圏にて3ヶ月間の導入研修が行われます。そして、その後も1年目の間に数度のフォローアップ研修、e-Learningや各部門主催の専門能力向上研修等を多彩な内容で実施し、業務知識と基礎能力の習得を目指します。これらの研修を通じて、社会人として、また当社社員として必要とされる知識・心構え・基本動作などを身に付け、1年間でほぼ独力で担当業務を遂行できるようにします。なお、入社後は同じ職場の先輩が、原則として1年間、育成担当社員(SP)として新入社員の育成・相談にあたります。

研修制度

SP制度とは、グローバルコース・エリアコースに関わらず、同じ職場の先輩が育成担当社員(SP)として、原則1年間、マンツーマンで新入社員の指導・相談にあたる制度です。社会人としてのビジネスマナーや仕事の進め方について、先輩社員から直接支援を受けることができる心強い制度です。単に答えを教えるだけにとどまらず、時にはヒントを与えて新入社員が自ら考え、行動し、自分自身で答えを見つけ出すことができるよう重点的に指導を行います。SPとして指導にあたるのは1年間だけですが、2年目以降も良き先輩後輩として関係が続き、先輩の教えを後輩が受け継いでいく、当社の良き文化として定着している制度です。

JOBリクエスト制度とは何ですか?

JOBリクエスト制度とは、社員が自らのキャリアを主体的に考え、切り拓くことを通じて、キャリアビジョンをより広く、深く考えられるように支援するための重要な人事制度の一つであると共に、希望する職務を担うことによる「モチベーションの向上」や「自己研鑽の促進」を図るものです。通常は会社が社員に人事異動を命じますが、この制度は、社員自らがキャリアビジョン実現のためにチャレンジしてみたい職務に応募できる制度であり、社員の活力を維持・拡大していくための重要な人事制度です。特に転居を伴う転勤のない従業員がこの「JOBリクエスト制度(Uターン・Iターン)」に応募することで、転居転勤を伴う新たな職務にチャレンジできたり、また結婚や配偶者の転勤などにより転居の必要が生じた時にも、勤務エリアを変更し継続勤務を可能とする機会を提供しています。
JOBリクエスト制度を通じて、海外(アメリカ・シンガポール・中国・インド)への異動も実現しています。

■JOBリクエスト制度の応募者と実現者

年度 応募者数 実現者数
2018年度 334名 184名
2017年度 344名 202名
2016年度 287名 136名

(2018年4月1日現在)

■JOBリクエスト制度概要

職務応募コース ○社内ベンチャーコース~Business Creation Program~
社員の発案に基づく新規事業などを公募します。
「新規事業を立ち上げ、グループの成長に貢献したい」という志を持った社員の挑戦を後押しするべくビジネスプランの具現化に向けたサポート体制を用意しています。
○会社が指定する特定の職務への応募コース
専門性が必要な職務、特殊性がある職務を公募します。
いずれも「Uターン異動」*を併用することも可能です。

*Uターン異動
転居を伴う転勤のない従業員が元の勤務エリアに戻ってくることを条件に、一定期間転居を伴う転勤をし、従来の勤務エリアにはない新しい仕事に挑戦できる応募型の人事異動です。キャリアアップを目指す社員が、従来の枠を超えた新しい仕事にチャレンジする機会を提供しています。

エリア応募コース ○Iターン異動
転居を伴う転勤のない従業員が、結婚や親・配偶者の転勤などに伴い、勤務エリアを変更することで継続して勤務できる応募型の人事異動です。社内での職位や処遇水準もそのままで勤務地エリアの変更ができます。
休暇について教えて下さい。

完全週休二日制(土日)で、祝日、年末年始はお休みです。その他、年次有給休暇(初年度13日・次年度以降20日)、5日間の特別連続休暇(年2回取得)、育児休業制度、介護休業制度、リフレッシュ休暇などが整っています。
ある社員の休暇
●Aさん/5日間の特別連続有給休暇の使い方
土日が連続するので9連休となるため、ヨーロッパまで海外旅行へ。残りの一回の連休は、仕事を離れ集中的に英会話を勉強し、自己啓発にあてています。
●Bさん/ボランティア休暇の使い方
幅広い経験がしたくて、社会貢献活動のために同期と一緒に一週間ベトナムへ。
●Cさん/リフレッシュ休暇の使い方
丸5年働いたので今年はリフレッシュ休暇の取得年。ちょうど結婚をしたので結婚休暇と合わせてゆっくり新婚旅行へ行ってきました。

福利厚生制度について教えて下さい。

保養所や総合グラウンド・体育館・テニスコートなど各種福利厚生施設を整えています。 また、ベネフィット・ワンを導入しており、育児・介護サービス・自己開発・レジャー施設・TDR/USJの会員割引きや特典など、様々な優待サービスを利用可能です(宿泊施設は国内外で約1,252,545施設、フィットネスクラブは163メニュー、3,940店舗と提携)。

配属・JOBローテーション 編

配属はどのようにして決まるのですか?

グローバルコース・エリアコースとも、入社後の導入研修が終わると、正式配属となります。 配属先決定にあたっては、さまざまな観点から総合的な判断をしていますが、最大のポイントは、「適性」と「成長」の2点です。もちろん、時間の許す限り、新入社員の皆さんからの希望等をヒアリングするようにしています。
※年度によって配属割合は異なります。あくまでも参考としてお考えください。
営業部門には、パーソナル営業・コマーシャル営業・ディーラー営業の3部門があります。
サービス部門には、グローバル部門・商品開発部門・財務部門その他一般管理部門が含まれます。

配属 配属
大学で金融を専攻していませんが大丈夫ですか?

損害保険のビジネス・フィールドは大変広く、さまざまな分野の知識が必要となります。確かに法律や経済の知識は重要ですが、それ以外でも、例えばプラント建設におけるリスクを評価するためには工学的な知識が必要ですし、人に関わる保険を扱うためには、医療知識が不可欠になります。また、商品開発などを行うためには、語学や数学の知識も必要です。仕事を行う上で、学生時代に学んだことが生かされることもありますが、むしろ直接は関係ないことの方が多いかもしれません。 損害保険に関するさまざまな知識は、入社後の各種研修および日常の業務を通じて、確実に身に付くようになっていますので、全く心配する必要はありません。 実際、今年も100校以上の大学・大学院・短大等(さまざまな学部・学科)の皆さんが入社されています。

英語を活かせる仕事はありますか?

海外駐在員として異動になることもありますし、日本においても、海外拠点との連携も多く、海外現地法人やグループ会社とのコミュニケーションは英語が共通言語となります。また、語学研修生やMBA・LLM取得のために海外へ派遣されて、勉強する社員も多くいます。

理系学生が活躍できるステージはありますか?

当社には、数理系・情報系・工学系など幅広い理系出身者が在籍しています。財務・商品開発・システム部門等に所属しながら、アクチュアリーなどの資格を取得し、高度な専門知識を活かしながら業務に携わっている社員もいますし、理系出身であっても、営業部門や損害サービス部門を希望して 活躍している社員もたくさんいます。各々、新たなフィールドへの挑戦を続けているという点では共通しています。当社としては、専攻に関係なく、能力・適性を最大限に発揮できることが最も大切であると考えております。なお、採用選考において、専門性を有する方を採用するコース(Specエントリー)を設けており、アクチュアリー・金融工学、資産運用、IT戦略、イノベーションの4つのカテゴリーがあります。

※Specエントリーで応募すると、入社1年目はカテゴリ毎に専攻を活かせるサービス部門に配属されます。詳細は募集要項をご確認ください。

将来、海外で働くことはできますか?

海外駐在員としての勤務があります。例えば、JOBリクエスト制度の中での社内公募では、必要な語学力を持ち、小論文と部門面接をクリアした入社3年目以上の社員が海外駐在員として派遣されるという流れになります。エリアコース従業員においてもJOBリクエスト制度(Uターン異動)を活用し、海外駐在員として活躍している事例もあります。
その他、英語以外の語学修得やMBA・LLM取得のための研修制度も整っており、多くの社員が東京海上グループの一員として世界で活躍しています。

海外研修制度はどんな内容なの?

グローバルベースの広い視野・国際感覚・高度な専門知識を有する人材の育成と海外での人脈形成を目的に、当社では若手グローバルコース従業員を積極的に海外研修に送り出しています。

海外研修生の派遣(MBA・LLMコース)

海外の大学院でMBA(経営学修士)、LLM(法学修士)の取得を目的とするコース。

海外研修生の派遣(駐在員養成コース)

中国語、ポルトガル語、スペイン語などの非英語圏の語学教育機関に留学するコース。

海外勤務ではどのような所に行くのですか?

ヨーロッパ、アジア、アメリカなど世界各地で多くの社員が活躍しています。

海外勤務